すると、珀が、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。

「あーあ、昨日の、芽依チャン可愛かったな〜。『やだ』とか、『ギューってして?』とか......。」

とたんに、さっきよりも顔が真っ赤になっていくのが分かる。

「もう!うるさいっ!」

「甘えん坊になって、可愛かったな〜。」

珀め...完全に楽しんでるな...。

「おかげで昨日、俺の理性、限界だったんだけど?...責任とってくれる?」

「は...?は...くっ...!!...」

珀の唇が私の唇に、おしあてられる。

それは、噛み付くようなキス。

何度も、角度を変えて押し当てられていく。

「は...く...ん...」

「口...開けて?」

こんなことに、素直に応じてしまう、私はきっとおかしいんだろう。

そのまま、珀の舌が入ってくる。

身体中が暑くてとろけそうだった。