生徒会の姫と秘密


まぁ、きっと何とかなるよね!


とりあえず、仕事の方は今日から始める予定なんだけど、バレないようにそーっとやらないと!!

「珀ちゃん、めいっちのこと襲っちゃダメだよー!」

ふっと、真斗の声で我に返る。
ついつい、自分の世界に入ってしまっていた...!!

「ダメダヨ。」

「そうだよ、珀。珀は、すぐ手出すんだからね。」

「翠の言う通りなんだからね?珀ちゃん!」

「お前ら、俺をなんだと思ってるんだよ......。」

「「「ヘンタイ?」」」

「ん?...おそう?てだす?」

おそう、おそう、おそう...押そう!

「何か、押すの?」

「「「は?」」」

私の、疑問にポカンと口を開けている彼ら。

そんなに、変なこと聞いたかな?

しばらくして、動き出した彼らは...

「「「天然鈍感無自覚無防備娘...」」」

「は?」

今度は、こっちがは?だよ。

天然?鈍感?無自覚?......意味わかんないよ!!

「あぁ、芽依は気にしなくていいんだぞ。」

「そうだよ...ね?」

よくわかんないけど、まあいっか。