生徒会の姫と秘密

「オンギャラタマカビヒャンラギソワカメイライカミメイビヒャンラソワカ...神よ千代よ我の願いを受けよ...かの者の居場所を教えたまえ...」

印を結び、強い術を使って探す


ーー


林の中?


とりあえず、行こ!


ータッタッタッ

居た!


「瑠衣!!」

え、何あれ...へび?

確かに、ヘビだ
真っ白な大蛇...

そのヘビに、瑠衣が囚われていた

「め...い...」

「瑠衣!!すぐに助けるから!!!」

瑠衣は、今にも絞め殺されそうになっていた

はやく、助けなきゃ!

メガネを外すと力が全開になる、本当はネックレスも外せばさらに力も上がるけど、それは出来ない

何より、大蛇にバレてしまうから

「スンスン...コノニオイ...アノイエノモノカ...」

「瑠衣を離して...!!」

「ムリダ...コイツニハ、ワタシガドクヲナガシタ。ジキニシヌ。ワタシガコイツヲクッテヤルンダ。オマエモクッテヤル!ソウスレバワタシハ...」

「瑠衣を離して」

怖くなるのを抑えて、落ち着いて言う