ー芽依sideー
あの日の夢をみた
あれは、中2の2月の終わりごろでまだ、肌寒い頃だったかな
学校が終わって、家に帰る途中
誰かに後ろから、何か、強い薬品、きっとクロロホルムか何かを嗅がされて、頭をバットで殴られたように気絶させられた
目が覚めた時、そこは知らない倉庫みたいな所だった
私が、監禁されていたのは、かなり狭くて6畳あるかないかくらいの場所だった
睡眠薬でも、うたれていたのか、頭はボーッとしていた
乗り物に酔ったみたいに気持ち悪くて、吐き気もした
手と足は縛られて、口にはさるぐつわみたいにされていて、逃げようと、術を使うにも使えない状態だった
その頃は、小さい頃に力が暴走してしまったことがあったから
じいちゃんに術を唱えて、印を結ばないと術を発動させることが出来ないようにされていた
カツカツという、足音が倉庫の中に響いてきた
あの日の夢をみた
あれは、中2の2月の終わりごろでまだ、肌寒い頃だったかな
学校が終わって、家に帰る途中
誰かに後ろから、何か、強い薬品、きっとクロロホルムか何かを嗅がされて、頭をバットで殴られたように気絶させられた
目が覚めた時、そこは知らない倉庫みたいな所だった
私が、監禁されていたのは、かなり狭くて6畳あるかないかくらいの場所だった
睡眠薬でも、うたれていたのか、頭はボーッとしていた
乗り物に酔ったみたいに気持ち悪くて、吐き気もした
手と足は縛られて、口にはさるぐつわみたいにされていて、逃げようと、術を使うにも使えない状態だった
その頃は、小さい頃に力が暴走してしまったことがあったから
じいちゃんに術を唱えて、印を結ばないと術を発動させることが出来ないようにされていた
カツカツという、足音が倉庫の中に響いてきた



