で、その日の夜


ゾワーっと急に体にまとわりつくような気持ち悪い悪寒が走った

妖怪だよね


ネックレスも光出したし

服の下だから、みんなには見えないんだけどね
見えたら、大変!

みんなは、まだ気づいてないのかな

なんて、思ってたら
ようやく気づいたみたいで動き出した

「芽依、ちょっと留守を頼む」

「仕事行ってくるねー!!」

「すぐ、戻るよ」

「イッテクル」

「汚すんじゃないわよー」

「いってらっしゃい」