それから学院の送り迎えは
幹部らが交互に行い、学院内では
翔の兄貴である勇人が花を気にかけていた。


「なんか守られてるって
こんな感じなんだね…」


花は隣にいる勇人に
こう話していた。


「俺らの時代も、そんな時はあったよ
でもな?誰かを守るってことは
自分を犠牲にしてまで守るんだ。
翔は花ちゃんをそこまでして守りたいって
思えたんじゃ無いか?」


「翔がそんなこと思ってるの…?
まさか!そんな事ないでしょ」


「翔は元々女嫌いだったんだよ」