「ダメならいつでも来いよ。俺は栞の味方だから」
「ありがと、拓真。」

じゃあな。
そう言うと振り返らずに店をあとにした

その背中を小さくなって見えなくなるまで見送った

店を出るとすぐに電話が鳴った

「もしもし?」
「栞、話したのか?」
「えぇ。ちゃんと話せたわ」
「そうか。来いよ。部屋で待ってる」

透には拓真に会ってちゃんと伝えることを話した
けじめはつけないとな、、、

そう透に背中を推されたから