「この子は父親がいない人生を歩んでしまうことになってしまうんです。 そんなのって‥」 可愛そうだよ‥と 私が言う前に先生は 「あなたはどうするのかしっかり悩んだらいいと思うの。 そして、できればパートナーに赤ちゃんのこと話すべきだと思う。 でもね、私はあなたが決めた決断にいいようにサポートはさせていただきますからね。」 そう言って診察が終わりとりあえず次の診察の予約をして待合室で待ってくれている花音の元にむかった。