「あ!美味そう!!」 リビングに置いてあるオードブルを見たトウマは、小学生みたいにテンションが上がってる。 「1人で食べれないし、トウマも食べていいよ。 …って、もう食べてるし」 トウマが家に来たのは予想外だったけど、来てくれて嬉しい。 1人でいたら、ため息ばっかだったと思うし。 「トウマ、ありがとう」 「ん? ユカリ、早く食べないとなくなるぞ~」 「あんたは遠慮っていう言葉を知りなさい!」