「待って待って、全然状況わからないんだけど!」
そんな私と同じ様子だった由紀ちゃんが、二人に質問する。
「さっき学食行ったら、電車の中で美羽と柊が甘い雰囲気で抱き合ってたって誰かが言ってたの聞いたの!
柊の片想いが実ったって!美男美女のカップル成立したってみんな騒いでたの!」
「え……ええっ!?
り、莉子ちゃん、どういうこと!?」
「こっちが聞きたいから美羽に説明してほしいの!」
「つ、付き合ってないよ!」
慌てて首を横に振る。
電車の中ってことは……誰かに朝の様子を見られてたってこと!?
考えただけでも恥ずかしくて、顔が熱くなった。
「えっ……ちょっと待って美羽、どういうこと?」
私の言葉を聞いて莉子ちゃんだけでなく、風和ちゃんも目を見開いて驚く。



