クール系幼なじみの溺愛暴走警報



そのため、家に着いてすぐ……。


「あ、あの宏……」
「うるさい」


完全に気の緩んでいた私は、ソファに押し倒されてしまった。


「う、うるさいって……」
「美羽は俺を怒らせたいの?無茶苦茶にされたいの?」

「ひ、宏……怒ってるの?」


怒っているとしたら、どうして怒っているのか理由がわからない。


「当たり前。
今日の昼休み、青谷と何してたの?」


青谷くんの会話を思い出してしまい、思わずギクリとしてしまうけれど首を横に振る。


「先生から任されてた仕事してただけだよ」
「それにしても遅すぎだから」

「そ、そんなことないよ……」
「いい加減、青谷と絡むのはやめてくれない?もう限界なんだけど」


宏がじっと私を冷たく見つめてくる。
その目に怒りの感情が含まれていて。


それでも話し方はいつも通りだった。
私の知っている宏の姿。