宏と、話す。 うん、大丈夫。 宏にちゃんと自分の気持ちを言うんだって。 「ありがとう、青谷くん。 私ちゃんと宏と話すよ」 「ああ、やっぱ無理とかダメだからな」 「しないよ、そんなことなんて」 「だろうな。 じゃあそうと決まれば今度こそ戻るか。 桜の友達とか心配してるかもだし」 「……あっ」 すっかり忘れていたけれど、今はお昼時間なのだ。 時間を確認しようとスマホを見れば、新着メッセージが何件も来ていた。 どれも心配メッセージで、私と青谷くんは急いで教室へと戻った。