クール系幼なじみの溺愛暴走警報



「……一体どこまで進展したの?」


リビングに着くと、今日は休日だから、お母さんもお父さんもいる事実に気がついた。


だけど時すでに遅しで、二人にお姫様抱っこを見られてしまった。



二人とも、付き合ったことを知っているけれど、その時はとても喜んでくれた。

さすがに今この光景には驚いている様子だったのだけれど。



「美羽は宏人くんにそこまで甘えてるのか」


ソファの上でコーヒーを飲みながら、朝の番組を見ていたお父さんは私たちの方に視線を向けた。



「ひ、宏……もうおろして」
「美羽が抱っこしてって言ったのにな」

「あら、そうなの?美羽って意外と大胆だったのね」
「ひ、宏……それ以上言わないで」



今はもう、さっきの戸惑いの感情よりも、お母さんにからかわれないように必死で宏に訴えた。