「ほら、もういいからこの話は終わりにして早く行こう?」
最終的に強制終了されてしまい、宏に手を引かれた。
「あっ…待って、莉子ちゃんも一緒に…」
「嫌だ」
「え…?どうして?」
「俺は美羽と二人がいい」
「で、でも…」
「美羽ー!また学校でね!」
どうしようかと悩んでいたら、莉子ちゃんが少し離れたところで私に手を振った。
これは先に行っていいってことだよね?
せっかく駅で会ったのに、一緒に行けなくて申し訳ない気持ちになりながら私も手を振り返した。
そして駅を出て、宏と手をつなぎながら学校へと向かう。
「宏、莉子ちゃんのこと好きじゃないの?」
「嫌い」
嫌いって…さすがにそんなはっきり言われると、悲しくなる。



