クール系幼なじみの溺愛暴走警報



スマホの画面を確認すると、宏からメッセージが届いていて。


一瞬青谷くんかな?と勘違いしていた自分が恥ずかしくなった。


だけどメッセージの内容を見たら、その気持ちが一気に吹き飛んだ。



【今日頑張ったご褒美にケーキ買ったから、俺の家においで】


真っ先に目に飛び込んだのはケーキという文字。
甘い誘惑。


先週のテスト勉強の時に食べたくなったのだけれど、一週間越しにそれが叶った。


それも頑張ったご褒美だなんて、普通に考えたら勉強を教えてくれた宏のおかげなのに。



なんて思いつつも、うきうきした気分で部屋着に着替えて宏の家へと向かおうと外に出る。


外は先程よりも雨がひどくなっており、少し青谷くんのことが心配になった。


申し訳ないことしたな……と思った私は、先に青谷くんに

【今日はありがとう。雨、ひどくなってるけど大丈夫?本当にごめんね】

と連絡してから宏の家のインターフォンを鳴らした。