私がいた部屋にはドアひとつでそこを出たらみんなが戦ってる大広間



悲惨だった



どちらの組も倒れている人ばかり



真ん中ではお父さんと阿久津組の組長が向き合って立ってたの



睨み合いながらね



そしてどうにか私達はお父さんの後ろに来れたの



もう終わりだと思った



だけど阿久津組の組長が私に銃を向けてきたの



私は動けなくて「あぁもうここで死ぬんだ」



って思った



その時大広間に大きな銃声が響き渡った



でも一向に私に痛みは来ない



確かに阿久津は撃ったはず



なのに来ないの…



勇気を振り絞って目を開けたよ



そしたら…



なぜか目の前に梨亜がいるんだよ?



私に向かって倒れてきたの