休み時間。

「隼也。今日一緒に帰れる?」

大山が同じクラスなため、
こうしてたまに彼女がやってくる。

「帰れるよ。」

「本当?じゃあ私ここ行きたい!」

「お、いいね。行こうか。」

「やったあ。ずっと食べてみたかったんだあ。
このお店のパンケーキ。」

「私終わったら隼也のこと待ってる!」

「ありがとな。薫。」

本当に好きなんだな。パンケーキ。

楽しそう。大山といる彼女。