若頭からの愛に困ってます




あははって笑ってないでさ!



友達なら助けてよ!!


チャイムが鳴り担任が入って来ると着席して話を聞く体制に入る。



あ、そう言えばリュウさんは何処へ?



車から降りてあまりの恥ずかしさで、これでもっか!って言うぐらいに猛ダッシュして上靴に履き替えて教室に来ちゃったから、もしかしてら迷子になってるかも!!



「ねぇ柚!」


小声でたまたま前の席の柚の肩を叩いて声かけると黙って顔だけこっちに向けてくれる。



「ん?」



先生が話してるけどお構いなしだ!!



「私が登校してたの見てたんなら分かると思うけど、私のすぐ側にいたであろう男の人どこに行ったか知らない?」