「だからって鍵まで壊して開けなくても……」
「壊してねぇよ」
壊してない?
「じゃあ、どうやって開けたんですか?」
「あの部屋の鍵は外からでも開けれるようになってんだよ」
なっ!!
私が鍵かけた意味ないじゃん!
「まあ今日は色々あったからな一人でゆっくり風呂につかれ」
ニヤけた顔ではなく優しい顔と手つきで頭を撫でられる。
じゃあ、言葉に甘えてというか最初からそうさせて下さいな!
着替えを持って、なんと仁さんの部屋の中にあるお風呂に入らせて頂いているんだけども。
「あの……出て行ってもらいます?」

