今から150年前。
太陽系の1つの星『地球』に巨大隕石が衝突して地球は滅び人間も絶滅した…と、思われていたが、
どういうわけかほんの数人が生き残っていたという不思議な現象が発生した。
その人々は『神』と呼ばれそれぞれいろいろな力を手に入れた。
『創世神・ユーピテル』。神たちの中でも1番の力を持ち地球の破片から新しい世界を創り上げた。
それがこの世界。『アルカディア』なの。
その他の神たちもそれぞれの力を使いアルカディアをより理想的な世界に創りあげていったが、そのうちの1人が心の闇を力に変えてしまい、『暗黒神・タナトス』となり、悪魔やモンスターたちが暮らす
『魔界』を創り上げた。
そこから、神々の対立が起きた。
ユーピテル様側につく者とタナトス側につく者。
ユーピテルはそれでもなおアルカディアを理想郷に仕立て上げようと魔界と別に人間の暮らす世界。
『人界』をアルカディアに創った。
やがて、ユーピテル様は人界に人間を生み出し、魔法や剣技を授けた。そして、人間はあっという間に増えていき、人界の守護神ディオーネー様のお言葉のもと、魔界に対抗すべく、様々な魔法、剣技その他にも沢山の文明を築いていった。
それを見たタナトスは人界に負けずと悪魔たちに膨大な量の魔力を託した後、さらなる力を蓄えるため眠りについた。
それから、100年後。
ついに、魔界と人界の戦い《世界大戦》が起きた。
力はほぼ互角で、戦いは30年にも及んだの。
しかし、このままでは負けると見込んだユーピテル様は人界と魔界の間に大きな壁を作り、そこに破壊不能な術式をかけ魔界を人界から隔離した。
そんな中、ディオーネー様は私たち神の使い天使や
人界の人々に予言した。
『古代の地球より神とならぬ者が現れ、その者が我ら人界を救う勇者とならん。』と。