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文化祭も終わって、11月も終わりに近づいていた。
季節は一気に冬に差し掛かろうという頃。
今日は日曜日で、部屋でゆっくり過ごそうと思っていた、のに。
なぜ、私は……
「パフェ食べよー?」
「じゃあ昼食はファミレスにでも寄ろうか」
「さーんせー!」
大嫌いな人混みに呑まれながら街へと繰り出しているのだろう。
それもこれも全て、この……
「俺こないな大都会初めてやわ。なんや、関西とは違う感じで動きにくうて敵わんなぁ」
「でもいい経験だとは思わないかな?」
せかせかと人混みをかき分けて歩く聖と、光邦のせい。
忘れちゃいけない、便乗してやって来た琉羽も同罪だ。
まだ11月なのに、今日は今季初の肌寒さってテレビで言ってた。
外になんか出ないって、密かに決めてたのに。



