「来年もまたみんなで集まれたらええな!」
「またこのメンバーがいいなあ」
「……当たり前だろ」
「……約束」
「そうだね、約束」
「ふふ、うん。約束」
私たちは、それぞれ顔を見合わせて笑い合った。
夜空には無数のランタン。
その灯りは、文化祭の終わりを告げるように、ゆっくりと遠ざかっていった。
明日からはまたいつもの日常に戻る。
だけど、それが私にはすごく待ち遠しかった。
騒々しいけど、楽しくて。
だけどもそれが心地いい。
そんな日常がこれからも、ずっとずっと続けばいいな。
願うことなら、これからもみんなで仲良く過ごせますように。
そっと、そう願って文化祭は幕を閉じた。



