5人の王子とお姫様!




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「……え…っと、それを途中で邪魔されて…」


「…っておい。邪魔したってなんだよ」



鋭く睨み見据えてくる楓斗から不自然に目を逸らす。


じゃなきゃ、睨み殺されそうだったから。



「え、っと……あっ、でも楽しかったよ?」


「どーでもええわ」


慌てて付け加えた言葉も、光邦によってピシャリと払われた。


い、一刀両断……された。


ささやかな反撃の機会を伺っていると。



「……そ、空…?苦し…」


徐々に空の回された腕の力が強くなっている気が……しなくもない。


え、なにこれ…


動いたら更に締め上げるって寸法…?



「助け……聖、首…っ」


思わず、一番側にいた聖に助けを求めた。


……けど。




「ん?どうしたの?」


眩しいくらいのキラキラ笑顔を向けられた。


え、笑顔が怖い……。


そんなプレゼントいらない…。