5人の王子とお姫様!




聖は琉羽と光邦のそういうのを甘んじて受け入れてるところがあるけど、それとはまた別というか、なんというか。


楓斗の場合は完全に嫌がらせの部類だから、かなりタチが悪い。



何て言えばいいんだろう。


ええと……



……楓斗、ストレスで胃に穴が空かないか心配だ。


うん、これだ。




引っ掛かりがとれたようにスッキリしたところで。


よし、行こう。


自分の家に入るのに、覚悟を決めて玄関のドアを開ける。



この覚悟は絶対に必要なもの。


だって……



「あまねぇー!おかえりなさーい♪」


お母さんのタックルをまともに受けるという、熱い歓迎が待ってるから。



避けるっていう手もあったけど、そしたら後ろのみんなに突っ込んじゃうし…。


仕方なく受け入れるべくその場に佇んで、見事アタックを決められた私は力の限り締め付け……もとい抱きしめられる。