女子の入学者が一人もいない時点でそうなんだけど、きっとこの学校には整った顔立ちの人が多い。
だから体育祭には同年代の女子も来る……というわけで。
「でね、種目みんなレベルが高いんだけど、その中でも借り物競争の難易度は桁外れ!だって“借り物”を持ってきて何かをしないと得点にならないんだもん。
けど勿論それだけじゃなくってね、借り物競争で恐ろしいのが……」
深刻な顔でゴクリと喉を鳴らす琉羽。
なんだろう…。
箸を持つ手を止めて琉羽を見る。
「恋愛に突出したくじがね、毎年必ず入ってることなんだよぉ!!」
「……なに、それ」
「お題はキス、ハグ、告白のどれか限定3枚しか入ってないんだけどね、毎年高確率でカップルができるから、女の子からすっごい人気が高いの。
てゆーかそれって好き同士だから成立するんじゃないと思う!」

