慌てて視線を逸らす楓斗の必死な姿に、小さく笑う。 「っ…」 「ありがとう」 「バッ、カ!俺に言うんじゃねーよ…」 ん…? どうしたんだろう。 一瞬固まった楓斗は、首をかしげる私に後退りながら言葉を並べる。 「あいつらうるせーし、しょぼくれてるし、辛気くさい。それだけだ。 聖も朝から色々やらかしてたし、とにかく面倒なんだよ」 なんか、既視感。 ええ、っと…… 考えて、そうかと思った。 「お節介」 って、こう言う人に使うんだ。 確かに、ちょっと聖には当てはまらない。