5人の王子とお姫様!




自分の言動で人が傷つく。


結局、私も同じだった。


言葉で人を、相手を、傷付けた。



何より私はそれを自覚してやっていたから、言い訳の仕様もない。



目に見えて沈む私に、楓斗は大げさにため息をつく。


「アホ」


そう言って、スパンと頭を叩かれた。


「……痛い…」



地味に痛む頭をさする私に、楓斗が言った。



「どうせ嫌われたとか思ってんだろ」


どきりとする。


「なんで…」


「お前も単細胞なんだよ。分かり易すぎ」


「……う…」


「つか、あいつらがそんなの気にするか。
言っただろ、お前の心配してるって。
だからお前もぐちぐち悩むな。面倒」


早口に、けどちゃんと答えを教えてくれる。


それは……



「慰めてる…?」


「………んなわけあるか。バーカ」


「顔赤い」


「っ…うるせーよ」