5人の王子とお姫様!




人づてに聞いた楓斗の方が事態をよく理解してそうだし、ここまで言うのも分からなくもない。



「……すごく、もやっとした」


「は?」


「琉羽と光邦、傷つけた」



聖に相談したことを告げると、「あいつはなんだって?」と返ってきた。



「琉羽たちに聞けって」


「まあ、そうなるか」


「けど、別に急ぐ必要はないって言われた。
私、焦ってる……?」


聖に言われたこと、安心はしたけど不安なこともあった。


別の人の意見も参考になる、と思って楓斗に聞いてみた。



だけど。



「知るか」



たった3文字で一蹴されて、少しだけ落ち込む。


私を良く思っていない人に意見を求めることが、そもそも間違いだったのかもしれない。


楓斗にしてみたらいい迷惑だ。



だけど、それでも……



やっぱり不安は拭えない。