5人の王子とお姫様!




嫌いな私に自分から話しかけて、それが遠回しな気遣いで。


すごく、おかしな人だと思った。



なんて不器用な人なんだろう。




琉羽と光邦に対して、言葉が過ぎたことは自覚していた。


だけど、どうしても不安だった。


話をできるか、その後どうすればいいのか、分からなかった。



「あいつらも悪気があったわけじゃねーんだよ。だからお前から気持ちを察してやれ。
子供がそのまま大人になったような奴らだから、頭の出来は限りなく悪いんだよ。どうせお前が怒る理由なんて分かってないだろうし」


「…うん…」



琉羽と光邦、ひどい言われようだ。


擁護してるのか、さらに貶してるのか。


これはどっちだろう…。



流石の私でもそれに対しては思うところありだけど。


昨日のことを、きっと楓斗は聖か誰かに詳細を聞いて知ったんだろう。