5人の王子とお姫様!




ここ数日で、ずいぶん懐かれたと思う。


空は基本的に人と距離が近いし、まして、親しい間柄ならスキンシップなんて日常茶飯事。


ここ最近で分かってきた。


これはこの人なりの親愛の証なのだと。



だから、いつもなら何の気なしに受け入れられるのに。



人に良くしてもらって、触れてもらえる。


おまけに、寮の中でもひときわ綺麗な顔立ちの空から笑顔を向けられる。


人の外見に頓着はしないほうだけど、それにしたって破壊力は抜群だ。



普段は気にしないのに、何でか今は照れてしまった。




「仲がいいね、二人とも。だけど、もうそろそろいいかな?」



声がして見ると、苦笑した聖が食堂の入り口付近に立っていた。


声をかけようかかけまいか悩んでいたのか、はたまた待っていてくれたのか。


多分、後者だ。