私のこんな葛藤を、何も知らない彼らに理解できるはずないのに。
分かってもらえない事を嘆く私は卑怯だ。
お願い助けて。
でも、何も知らないで。
矛盾ばっかり、疲れてしまった。
無関係の人たちに救いを乞いて、散々良くしてもらっては、もっともっとと欲張って。
駄々をこねる子ども同然。
言ってる事は支離滅裂。
だからきっと理解されない。
知るはずもない、分かってなんてもらえない。
「天音?ね、ねえ……どうしたの?僕たち、何が何だか……」
「一旦落ち着きぃ。な?」
イライラする。モヤモヤする。
こんな気持ち、欲しくない。
「何も、知らないくせに…」
違う。私が言わないだけ。
話さないから、皆も聞かないだけ。
そんな、僅かに浮上した冷静な判断力は、今更引っ込みがつけない愚かな意地に押しのけられる。

