5人の王子とお姫様!




私のこんな葛藤を、何も知らない彼らに理解できるはずないのに。


分かってもらえない事を嘆く私は卑怯だ。



お願い助けて。


でも、何も知らないで。


矛盾ばっかり、疲れてしまった。



無関係の人たちに救いを乞いて、散々良くしてもらっては、もっともっとと欲張って。


駄々をこねる子ども同然。


言ってる事は支離滅裂。



だからきっと理解されない。


知るはずもない、分かってなんてもらえない。



「天音?ね、ねえ……どうしたの?僕たち、何が何だか……」


「一旦落ち着きぃ。な?」



イライラする。モヤモヤする。


こんな気持ち、欲しくない。



「何も、知らないくせに…」


違う。私が言わないだけ。


話さないから、皆も聞かないだけ。


そんな、僅かに浮上した冷静な判断力は、今更引っ込みがつけない愚かな意地に押しのけられる。