俺様上司の甘い口づけ



案内された和室はオレンジ色の照明と
外の緑がとてもいい風情を出している。


今回泊まる部屋のベッドは当たり前のようにダブルだった。


私は床で寝よう。


成「全ての温泉巡りとお酒巡りか。
なかなかハードそうだな。」


そんなうろたえる私の考えを知る由もなく
特に気にせずこれから先の仕事の話をしている


私「あっこれ、入場手形です。」


成「おう、サンキュー」


私「本当はこの手形で3つの温泉までって決まってるんですけど、今回のプランは他者と差をつけるために、どうしてもこのプランで旅行してくださる方のみの手形で10の湯に入りたい放題とかにしたいんです」


成「なるほどな。
そしたらカップルだけじゃなくて女子会とかそういうのの受けもよさそうだしな」


私「はい!」


成「まぁ、交渉はなんかすると思うが…」


私「わかってます」


私たちは着替えなどの荷物を置き、下見に回った。