成「部屋が一つ?」
「はい。マスターファンド社様のお部屋はお一つだけになります」
成「おい」
私がぐずぐずしてるせいで
旅館の人からバレてしまうなんて。
私「すみません!!!!!!!!」
周りの人たちからの目線を感じながらも全力で誤った。
成「お前知ってたのか?」
私「いや、あの。
今日ランチを食べてる時に気がつきまして、
黒川温泉付近の宿を探したのですがどこも空いておらず、その旨をお伝えしようと思ったのですが飛行機の中ということもあり電話に出られなかったためこのような事態に•••••
成「もういい。」
。。。会社員終了宣言です
疲れてる成瀬さんは怒るというより呆れてるに近そうな
私「すみません。本当に。」
成「仕方ない。まぁ、お前だし…いっか」
きっとお前だしというのは
他の女の子みたいに私はベタベタしないからということなのだと受け取った
私「なるべく部屋にはいないようにするので
「ご案内させていただいてもよろしいですか?」
成「あ、はいっ。すみません。お願いします」
私の言葉は旅館の人によって遮られ
部屋に向かう成瀬さんの後ろについた



