成「ビラは…
東「私が場所教えるよ」
成瀬さんが場所を教えてくれようと足を踏み出そうとした時、
東條さんの声によって遮られた
成「いいの?
東條さんまだ仕事が…」
一応成瀬さんは苗字呼びなんだ。
東「冬馬くんほどじゃないわよ」
2人の間に入れない疎外感。
お互いが仕事内容を把握してる
仕事ができるイケメン成瀬さんに
仕事ができる美人東條さん
そして雑用に呼ばれたぽんこつな私。
太陽はスポットライトのように2人を照らしつけ
キラキラとかがやて見える。
東「ごめんねぇ。
私が案内するのでもいいかしら?」
私「は、はい!
よろしくおねがいします」
東「じゃあ行きましょう
冬馬くんはまた後で」
成「あぁ。よろしく。」
私「は
東「はいっ!」
今のよろしくは私に対してビラ配りよろしくの意味かと思ったが、
東條さんが返事したってことは
案内よろしくってことか…
確かに成瀬さんが私によろしくなんて
あんなにこやかな表情で言うことないか。
何をかんちがいしちゃったのだろう。
恥ずかしい…



