俺様上司の甘い口づけ


清「真島部長…どうしましょう」


真「中野!お前行け」

え?うそ

私「あの、私まだ残ってる仕事が…」


真「それを沢口に回せ」


沢「え!?」


真「だって沢口は手空いてるって
言ってただろ?」


沢「そ、それは」


清「たしかにそうね。
今中野がやってるのを沢口に回して
中野が本部に行けばいいわ」


真島部長の言葉に清水課長も賛同する。

でもきっと沢口さんは成瀬さんがいる現場に
行きたいという想いから志願したのだろうに…


こんな展開になるなんて思ってもいなかっただろう


私「でも、私もまだ入って二年弱ですし…」


清「でも、成瀬君と組んだこともあるし
メインを張ったばっかりだし
次期エースとして勉強してきなさい」


真「そうだな。
成瀬もお前なら納得するだろう。
沢口頼んだぞ」


沢「は、はい」

不服そうな顔をしながらも
上の命令を受け入れるしかないという感じだった。