はぁ…こんなことされたら諦めるに諦められない。
当たって砕けろ的な感じで
告白とかしちゃう!?
いや待て待て、落ち着け。
そんな勢いに任せたら後で後悔する。
んーでもどうせもう合わないなら最後の日にってのも手だな。
『おい、ねるな
しっかりつかまってろ』
「すいません」
下から見上げる成瀬さんの顔を後何回見ることができるだろう。
胸のドキドキと頭の冷静さが噛み合わない。
“ジョリジョリ”
『触んな…』
「ふふふっ。ヒゲ生えてる」
『そりゃ夜中だからな」
「成瀬さんも生えるんですね…」
『は?』
「ヒゲ…」
『夜になれば男なら誰でも生えるだろ』
「ふーん。」
『なんだ。』
「いえ、ただ知りたくなっただけ」
好きだから…。
成瀬さんの全てが知りたい。
過去も…全て。
『ん?』
「成瀬さんのことたくさん知りたい」
『俺のことなんて知ってどうする』
「んー覚えとく」
『なんのためにだ』
そんな呆れた顔で聞かないでよ。
真剣に言ってるんだから



