佐「成瀬さんも!ねっ?」
成「いや俺はちょっと」
そう可愛らしくいう佐紀に
なにも動じずやんわり断ってる
私「そうだよ!今日は二人でさ!」
成「俺様スパルタ上司がいない方が食がすすむしない」
私「あの、だからそれは…」
あなたを庇ったつもりなのに
なぜ私が仕打ちを受けるの!!
佐「成瀬さんをお誘いできるチャンスなんてなかなかないの!
江莉は男に興味ないから知らないだろうけど
人事課でも有名だよ!」
私「そうなの?」
佐「人事の話になるとすぐ
沢山の成瀬さん目当ての女の子たちから
どこに配属されるか聞かれるし」
へぇ、成瀬さんおそるべし。
まぁ確かに、
切れ長の目の中の美しい瞳
スッキリとした鼻筋
薄い唇。
一つ一つのパーツが整っていて
それらが左右対称に配置されてる
成瀬さんは誰がみてもイケメンの部類に入るだろう
おまけに背は180近くあり、
肌が綺麗で筋肉もある。
学歴がどこだとかは聞いたことがないけど
うちの部長に引き抜かれてきたとの噂を
耳にしたことがある
仕事もできるし…
ここまで完璧だと
どこか欠点を見つけたくなってしまうくらいだ



