俺様上司の甘い口づけ



飲み足りない私は家の近くにあるコンビニを経由し公園のベンチに座った…。


“プシュッ”


「あ゛゛゛゛゛うんめぇ」


散々飲んだはずのお酒も
上司の前ではなかなか飲んだ気になれず

いや、あの話をされたからかもしれないけど

うん絶対そう。

なんで

なんで

なんで


「なんでーーーーーーー!!!!!!!!」


…なんで。
まだ一回しかペア組んだことないし。

教わることなんてまだまだあるはずなのに。

きっと同じ部署じゃなきゃ、

もう触れてくれることもないんだろうし


「どうしてなのよ…。シク…」


だめだ。涙が出てきた。

好きなのに…。

本当に手が届かないとこに行っちゃううんだ。