俺様上司の甘い口づけ



智「成瀬さんが江莉がいってた上司のことだったんですね」


視線は私の真後ろ。
きっと成瀬さんに話しかけてるんだよね…


成「中野さん?なんのこと?」


あぁ゛゛゛゛悪魔の営業スマイル


私「いやっなんのことだか」

とぼけたふりをする

早「なに?冬馬知り合い?」


成「いや、一度会っただけだ」


智「江莉がお世話になってます
でも、いじめすぎないであげてくださいね?」


成「は?」


智「意地悪された夜は対処が大変なので」


私「ちょっと、誤解されるような言い方しないでよ」


智「いいだろ別に。本当のことなんだから」


佐「なに?智樹と2人であったの?」


私「いや、会ったというか…」


智「会っただろ?なんならあの日のことぶちまけてもいいよ?」


ニヤつく智樹にいまは従うしかない。

あの日はムカついてたため、散々なこと言っただろうから。
成瀬さんにそれが伝わってしまうなんて危機的状況だ。


成「聞いてあげてもいいけど」


さらに圧が加わりもう押しつぶされそう


私「ごめんなさい。勘弁してください」


驚く成瀬さんに満足げな智樹。