キーンコーンカーンコーン 学校のチャイムの音で目がさめる。 午後の授業の眠たさってマジでやばい。 あくびをしている私に駆け寄ってくる親友。 「あ!ノアまた寝てたでしょ?型がついてるよ。」 「え!マジ?」 鏡をバックから取り出してすぐに自分の顔を確認する。 「ほんとだ、バッチリ型ついてるわ…」 「どんま~い」 私、平本ノア17歳。 高校2年生だけど、学校なんてほぼ寝にきてるようなもの。