俺は、病室で柚子と二人きり。
柚子は、全く目を合わせてくれない。
まぁ、そうだよな。
知らねー男なんて、相手に…。
「あの。柚希、くん」
うつむいて、話しかけてくる。
「何?」
「みょ、名字って……」
なんだ、そんなことか。
「加藤だよ。加藤柚希」
「加藤、くんか。よくある名前だね」
ニコッと笑う。
やめろ。そんな顔で、笑うな。
理性が、抑えられない……。
ドサッ。
俺は柚子を押し倒し、ベットに柚子を押しつけた。
「いや…だ…」
恐怖のせいか、柚子は声がかすれてる。
そうだよな。イヤ、だよな。
見知らぬ男が襲うとか、イヤに決まってる。
でもよ。襲うことで、記憶とか戻るんじゃねーか?
その、衝撃的なものでよ。
別に、良いよな。構わないよな。
良いんだよ。だって、俺がゆっちゃんを好きだから。
俺は、クビキスをした。
「ひゃ…………や……ぃや………」
ベットが軋む音が、誰もいない病室に響いた。
柚子は、全く目を合わせてくれない。
まぁ、そうだよな。
知らねー男なんて、相手に…。
「あの。柚希、くん」
うつむいて、話しかけてくる。
「何?」
「みょ、名字って……」
なんだ、そんなことか。
「加藤だよ。加藤柚希」
「加藤、くんか。よくある名前だね」
ニコッと笑う。
やめろ。そんな顔で、笑うな。
理性が、抑えられない……。
ドサッ。
俺は柚子を押し倒し、ベットに柚子を押しつけた。
「いや…だ…」
恐怖のせいか、柚子は声がかすれてる。
そうだよな。イヤ、だよな。
見知らぬ男が襲うとか、イヤに決まってる。
でもよ。襲うことで、記憶とか戻るんじゃねーか?
その、衝撃的なものでよ。
別に、良いよな。構わないよな。
良いんだよ。だって、俺がゆっちゃんを好きだから。
俺は、クビキスをした。
「ひゃ…………や……ぃや………」
ベットが軋む音が、誰もいない病室に響いた。

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