クールな無気力男子は、私だけに溺愛体質。



「ううん!ダメじゃないよ!一緒にやろ!」


「俺もゆるちゃんとやりた〜い」


横からすぐ瑛斗さんのそんな声がしたけど、早凪くんが目の色を変えてキッと瑛斗さんをみた。



「うっわ、そんな目で見ないでよ。ゆるちゃんはみんなのメイドさんでしょ〜?ね〜?ゆるちゃん」


「えっ、あ、まぁ……」


みんなのメイドであることは変わりないけど、そんな風に言われてくすぐったい気持ちになる。


みんなにちゃんとメイドとして認めてもらえているのかなって。



「最初にゆるを見つけたのは俺だから」


「……っ、」


早凪くんは私の腰に手を回すと、グッと身体の距離を縮めた。



こんなに男の子と密着したことなんて生まれて初めてで、ボッと顔が熱くなる。