クールな無気力男子は、私だけに溺愛体質。



「さ〜入って入って〜」


「ほんと気をつけてね、ゆるちゃん」


私の背中をニコニコしながら押す瑛斗さんと、その横でボソッと声をかける翼くん。


いや、気をつけるも何も!



一体全体これから何が起こるのかまったく見当もつかない私は、促されたまま瑛斗さんの部屋へと入る。


翼くんの可愛らしい部屋と違って、白と黒のモノトーンで統一された部屋は、それがまた瑛斗さんが年上で私たちよりほんの少し大人だということを感じさせる。


「そこ座って〜」


瑛斗さんに案内されたのは部屋の右奥にある白の大きなドレッサー。


「俺ここでちゃーんと見張ってるからね?」


翼くんは、向かいのベッドにドスンと座ってそう言った。