クールな無気力男子は、私だけに溺愛体質。






星音学園で過ごす初めての週末。


いつものように家の掃除や料理以外の家事を終えてると、あっという間にお昼の3時。


自室のベッドにバタンと倒れこむ。



怒涛の1週間、なんて言ったら、大げさ、なんて言われるかもしれないけど、あんなすんごい学校に行きながらこんな大きな家の家事をするのは、慣れないことで、だいぶ疲れてしまう。



この1週間、なんとか終えられたことにホッとする。



コンコンッ


ん?!



「はいっ」



突然、部屋のドアがノックされて、ダランとしてた身体を慌てて起こして返事をする。



「あっ、ゆるちゃん、俺〜!ちょっといい?」


ドア越しから可愛らしい声がして、声の主が翼くんだということがわかる。


一体どうしたんだろうか。


石鹸が出てないとか、洗濯物が誰かのと間違っているとかの指摘だったらどうしようと思いながら、


「どうぞ」


と返事をする。