愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜





千翼side
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カタカタカタカタッーーーーーーー





「はぁ……あと1時間…」



紫音の仕事が終わるまであと1時間。


寂しさを紛らわすために親父に押し付けられた仕事をする



「…2人でゆっくりする日、減ったな」



紫音、前までもそんなに多くなかった休日が最近さらに減った


学校も行く日がほとんどなくなったのにずっと忙しい



絶対紫音不足悪化してる…。

こんなんで家に紫音居なくなったら冗談抜きで死ぬぞ?




「……あ、そろそろか」




知らないうちに迎えに行く時間に



よしっ、早く会いに行こう