ゆっくりと動く洸斗の体。 安心させるかのように頭を撫でてくれる 「……あっ……あっ…」 自分の声じゃないような声が漏れる 波のように引いては返す 絶え間ない快感が私を襲った 決して好きとか愛してるとか甘い言葉は言わない その優しさが胸を切り裂く。 でももう遅いよ。 気づいてしまったの。 私はあなたを好きになってしまった。 その思いを胸に留めて一つになった。