コンコンコン♪ “はい。どうぞ” “失礼します” 私は扉を開けた 「坊っちゃま…」 「おいおい、坊っちゃまはよせ」 「ではなんと?」 「洸斗(ヒロト)?」 顎をグイッと持ち上げられる 「ヒ、ヒロト様////」 不覚にもその整った顔にキュンとしてしまった、 「顔赤いよ?」 「気のせいです」 「ふーん。 様はいらないよー」 と言い捨てどこかに歩いて行ってしまった。