「そうなんだ…。」


私以外は食べるから
タコはあったけど。


間違えて食べちゃったときは
最悪だったな…。


「まぁ、そういうのも
美味しそうだからいいんじゃない?」


こんな時、いつも優しく
肯定してくれるのは海人君。


「確かに!じゃあ他にも
色々買ってこうぜ~!」


大河君も盛り上げてくれて
たこ焼きの具探しが始まった。



「ねぇ!これ入れようぜ!」


そういって大河君が
手に持っていたのは
たくさんの味が入ったグミ。


「なにそれ!ただの罰ゲームじゃん!」


さくらちゃんのツッコみに
みんなコクコクと首を縦に振った。


「えー、案外美味しいかもよ!?」


「なら、お前一人で食え。」