愛をくれたキミとずっと、手を繋いで






「おはよ〜」




「紗那おはよ〜」



朝6時半、いつも通り目が覚めてリビングへと向かう。


お母さんは朝食の支度をしている。


「いい匂い〜食べていい?」


テーブルに座ると置かれているスクランブルエッグにウインナー、白ご飯、お味噌に手が伸びる。




「こら、まだよ!お父さんがきてから」


「え〜、お父さん早くー!!!」




ウインナーに伸びていた手をパシっとお母さんに叩かれた。



お父さんてばもうお腹減ってるんだから早く来てよね!


いつもお父さんはギリギリまで起きてこない。


お父さんが起きるのは6時45分で家を出るのは7時15分。



ったく、娘を見習った方がいいかもね〜


「紗那、わるいなぁ〜」


「お父さんおそ〜い。お腹減ったから食べよ!いただきますー!」