イバショ



「歩ーっ。朝ごはん…ドアの前に置いとくね。」


最初はドアをドンドン叩いて、

鍵まで壊して私を引きずり出していた母だけど、

両親ともにあきらめたらしく、


朝昼晩と、ドアの前に食事を置いていくようになった。